売却目的で口座開設し逮捕の22歳警察官を懲戒免職処分 警視庁

懲戒免職になったのは、牛込警察署地域課に勤務していた22歳の巡査です。

警視庁によりますと、巡査は去年10月ごろ、他人に売却する目的で金融機関3社に預金口座を開設したとして先月、詐欺の疑いで逮捕されたほか、自身で持っていた別の3つの口座を売却した疑いでも書類送検されています。

消費者金融の借金を返済する目的で、合わせて6つの口座をSNSで知り合った人物に売っていて、このうち1つの口座はその後、特殊詐欺に使われたということです。

調べに対し、「お金に困って売却目的で口座を作ったことに間違いありません」と供述しているということです。

警視庁は「事案の重大性にかんがみ、厳正に処分した。より一層、指導教養を徹底するとともに、信頼回復に努める」とコメントしています。